Nook Color用CM10 betaがリリースされた [Tablet]
タイトル通りではあるのだけれど、Nook Colorに対してAndroid OS 4.1 (Jelly Bean)が、 アマチュアデベロッパーの有志の手によってリリースにこぎ着けた。 まったくもってたいしたものである。 リリースのソースは こちらである。 2012年11月5日現在、リリースは版を重ねてbeta2になっている。
ところで、Nook Colorがリリースされたのは、2010年の10月。 思い起こせば、もう2年も前のことである。この世界、流れが速くて、 半年もたってしまえば古くさいマシンとなってしまうにもかかわらず、 最新のAndroid 4.1 OSが稼働するというのであるから、 驚きだ。
というわけで、さっそくインストールしてみた。
まず、インストールの仕方
インストールをするには、素のNook Colorからではちょっとつらい。 その前に、オリジナルのNook Colorの状態から、rootを奪取し、 CWMツールをインストールしておいた方が、なにかと楽ちんである。 ここでは、CWMツールがインストールしてあり、カスタムROMが すでに導入済みであると仮定します。 なお、素のNook ColorにCM7を導入する方法は、 こちら に書いてありますし、 ここらあたりにも情報は、英語ですけど、転がってます。 グローバルモデルってのはユーザが多い分、情報が多くてうれしいです。
- CM10betaのダウンロード。バイナリはこちらから。
- Google appsのダウンロード。これがないと、アプリを導入することができない羽目になるので、 わすれずにインストールする。 こちらから。
- リカバリモードでリブートする。
- ファクトリーリセットし、/system, /data, そして dalvik cacheなどをクリアする。
- ダウンロードしておいたCM10 beta2バイナリとAndroid 4.1用のgappsをインストールする。
リカバリモードは画面のキャプチャがとれないので申し訳ないけど、 このようなネタに手を出す人は、間違いなくCWMが使えると思うので、 とくに細かく書かなくてもわかるでしょう。
で、起動してみる
起動してみると、おもわず眉間にしわを寄せてしまうが、現状ではかなりもっさりしている。 CM7.2が軽々と動作するところと比較すると、感覚的には3割くらい遅く感じるだろうか。 とはいえ、CM9 nightlyのころはもっとすかすか動いていたので、 そのうち軽くなるだろうと思う。
それよりも、スリープから戻らなくなってしまうSODという現象や、 専用ACアダプタがなくても高速充電モードになる所など、 かなりしっかり機能を実現しているところがすばらしい。 ぜひともnook cm10 dev teamの皆様にはがんばっていただきたいです。 みなさんも応援しましょう。
ところで持ち歩き用のスマホを買い換えた。
今まではキーボード付きのdocomo L-04Cを使っていましたが、 とある理由でXperia ray (docomo so-03c)に買い換えました。 次回はそのネタの予定です。
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