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いまはやりのハイレゾへ手を出した!(その3:イヤホン買い換え編) [AV機器]

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というわけで、ハイレゾシリーズ、今日はイヤホン買い換え編です。 自分のホームユースのヘッドホンは、こちらにも書いたとおり、ソニーのMDR-CD900STであります。これは、購入してからもう5年以上もたつんですね。 イヤーパッドを一回交換し、まだまだ現役です。 そして、利用しているイヤホンはこちら、 Etymotic Research ER-4S です。こっちも こちらに書いてますね

別にこれらのヘッドホン、イヤホンがだめになった訳じゃないのですが、 あえて手を出します。だってAVアンプも買い換えてNASを入れたらほしくなっちゃったんだもの。 というわけで、イヤホン買い換え編スタートです。

ちなみに本日のミクさんは、Lat式改変AKIミクです。例によってMikuMikuMovingでポーズを決め、コミPo!で背景と合成、吹き出し作成をしています。いつもいつもどうもありがとうございます。

今回のサマリー

  1. 今回買ったのはどのイヤホン? どこで? いくら?
  2. 音質:満足
  3. 遮音:残念
  4. 使い勝手:合格
  5. 後悔してる?:そんなことない
  6. 次回へ続く

  • で、今回買ったのは何? MDR-EX800STですわ。

    今回手を出したイヤホンは、 ソニーのMDR-EX800ST です。発売開始は2010年で4年以上前。当時EX600とかEX1000などの他の民生用耳掛けタイプモデルと 一緒に発売されました。これらの民生用モデルは「高音がきれいで華やか」「重低音がホゲホゲ」などと評価されることも多かったものですが、おおむね色々な人が満足したようです。 一方EX800STは、あくまでステージモニターとして売り出され、一般にはあまり宣伝されることもありませんでしたし、ソニーの民生品の方のウェブサイトには掲載されていませんでした。もっともサウンドハウスなどには当然のようにラインアップとして販売されてました。

    とはいえ、今回改めてソニーのサイトを見ると、あにはからんや、下の方ではありますが、 ちゃんと掲載されていますね。さすが、赤字が続く以上、買ってくれる人は拒まずと言うことですか。

    というわけで、購入してきました。EX800ST。例によって箱は真っ白。化粧っ気のかけらもありませんし、修理はすべて有償なのもMDR-CD900STと同じ。まあ、壊れなければいいんです。 購入したのは秋葉原のヨドバシカメラ。蛇足ですがヨドバシカメラは午後10時まで営業してますので 会社帰りにふらりと寄るのに最適ですね。お値段は20,300円ほど。ポイントが10%付きますので18,000円くらいといった勘定ですか。amazonやサウンドハウスと値段変わりませんね。 あれ、そういえば以前はヨドバシでは販売していなかったぞ。いつの間に取り扱うようになったんだろう?

    使ってみて

    音質評価編

    まがりなりにもイヤホンですので、まずは音質です。 さすがにステージモニターイヤホンです。楽器の音がきれいに聞き取れます。 ソニーは最近バランスドアーマチュア(BA)型のイヤホンに邁進中で、 ダイナミック型ドライバのみを利用したイヤホンの高級タイプは、このEX800STとEX1000で打ち止めのようです。 もちろん、廉価版はダイナミック型がそろっているんですが、まあ、それはそれ、関係ない話ですから。

    ダイナミック型は、一般的にその構造上BA型と比較して豊かな低音が特徴なわけですが、ER-4Sと比較するとそれはその通りです。といいつつ、Audio TechnicaのATH-CK7のように高音に振ったモデルもありますが。 MDR-EX800STではバスドラム、ベースの音が量感とともに心地よい。高音はMDR-CD900STやER-4Sの突き刺さる高音ほどではありませんが、分解能はなかなかです。 また、あくまでMDR-CD900STやER-4Sと比較して、ですが、音場の広さはこれらより広い、と感じます。 実はこれらのCD900STやER-4Sはあんまり音場は広くありません。とくにER-4Sは3段キノコもといフランジイヤーピースで遮音する構造の為か、かなり狭い。頭の中で音が鳴る状況は致し方ありません。もっとも遮音がすばらしい為かなり繊細な音もちゃんと聞こえる。痛し痒しです。 一方EX800STの方はというと、密閉型とはいえ実質オープンタイプでもあるので かなり外から、離れたところから音が聞こえ、距離を感じることができます。これは クラシックやジャズなどのきれいに録音されたライブ盤、もしくはスタジオライブ音源を聴くと明確に感じます。 もっとも通常の音源はあまり距離を気にするミックスダウンは行われないでしょうから、 あまり利点にならないかも知れませんが、個人的には気に入ったポイントでしょうか。

    ソニーは最近ハイレゾ対応とかいって、30kHz以上を再生可能なイヤホン・ヘッドホンを これでもかと売っています。カタログスペック上EX800STは28kHzまでしか再生できない、となっていますが、 それで音楽を楽しめないかというと全くそんなことはありません。 なにせBAタイプのイヤホンの実質リファレンス機であるER-4Sですが、カタログ上は ここに書いてあります(英語)が、 16kHzまでしか再生できないのですよ。それでいてこれでもかと響く音。 ハイレゾ対応が意味ないとは言いませんが、それだけではないです。EX800STも、またしかり、です。 ちゃんと通常音源との差は聞き分けられますよ。気にしなくてもよいと思います、けどね。

    遮音編

    主要な目的は通勤時の利用で、主に電車の中バスの中で利用しますので、遮音は重要です。 遮音ですが、はっきり言ってER-4Sの敵ではありません。ばりばりに外部の音が聞こえます。 三段キノコイヤーピースは伊達ではありません。 また、最近のウォークマンでは標準装備になっているノイズキャンセリング(NC)も効かないので、 ウォークマン標準装備のはっきりいって「音が聞こえる」程度のイヤホンにも負けます。 電車の空調の音、隣のオバハンのガハハ的会話やオッサンのいびき声、すべて聞こえます。 まあ、構造上どうにもならないので仕方ないのですが残念です。

    取り扱い編

    EX800STは耳掛け型のイヤホンですので、それなりの重量はあるものの、特に重さがイヤになる、 ということはありません。 ケーブルは取り替え可能。ただしプロユースで修理ができることが前提とはいえ、 ドライバ部は壊れたらたぶん普通の人は修理できない。なので交換可能なのは ケーブルとイヤーピースのみと割り切った方がよさげ。 コードは耳から首の後ろに通すように指示されている。あごのしたに通してもいいだろうけど、 ステージユースであればSHUREがけをするのが標準でしょう。ウォークマンを胸ポケットに 入れるとちょっとケーブルの重さが感じられるかも。おすすめは襟のところでクリップ止め できると耳にケーブルの重さを感じることはないと思いますが、標準では付いてきませんし、 オプションでもありません。どこかで汎用品を探すしかないですね。 ケースは高級感のかけらも感じられない、至って普通のもの。EX700とかEX1000とちがって、 余計なところにコストをかける気のないその態度がいっそすがすがしいですね。

    結論

    結論といたしまして、遮音が足りない為、通勤時はちょっと今ひとつですが、 音場の再現・音質は気に入りましたので、しばらく使っていこうと思います。 といってもうるさい電車内では、ウォークマン附属のNCイヤホン、もしくはER-4Sの 出番がそれなりにあるかもですね。疲れ方次第かな?

    というわけで、次回へ続く。


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