いまはやりのハイレゾに手を出した!(その4: ウォークマン編) [AV機器]
ハイレゾシリーズも4つめ、今回はウォークマン編です。 前回ではイヤホンを買い換えました。 自宅の音源、環境がハイレゾ化してくると、外出するときも、やはりハイレゾ音源を いっしょに持ち出したくなるというのも道理というものでしょう。 というわけで、今回はウォークマン編です。 ちなみに購入したのはNW-A16 というハイレゾウォークマンの中では 一番安いモデルです。
そもそもウォークマンを買い換えるつもりはなかったんですが...
そもそもイヤホンを買い換えた段階ではウォークマン本体を買い換えるつもりはありませんでした。 元々使っていたのはNW-A855 というモデル。S-Masterデジタルアンプを搭載し、2011年に発売された高音質モデルです。 このモデルでは44.1KHz/48KHz, 16ビットのみであり、高音質というものの、いわゆる96KHz 24bit FLAC データフォーマットに対応したものではありません。
NW-A855に不満はあるか?
このモデルを使っていて何か不満があったかというと、自宅の音源がハイレゾ化するまでは 特になかったのです。しかし高音質といえども、音楽データはAACかmp3。なぜなら 16Gバイトの内蔵メモリではロスレスWAVフォーマットではアルバム25枚程度分程度しか 入れておくことができなかったためです。まあ、HDDなみに250Gバイトくらい容量があれば 特に問題はなかったのでしょうが、さすがにシリコンメモリでそれは無理ですね。
さて、自宅の音源はハイレゾ化しましたが、同時に自宅音源のデータフォーマットは、CDイメージから FLACに変換しておくようになりました。こうなると最大で1/3、悪く見積もっても30%程度は データ容量を圧縮することが可能になりました。すると32Gメモリでもだいたい100枚近いアルバムを 入れておくことができます。しかし、このNW-A855はロスレスフォーマットはWAVにしか対応していません。 先の通り、メモリが16Gですと入れられる曲数が少なくなってしまいます。
最後に、元の音源がCDなので、あまり気にはならないのですが、96KHz, 24bitといったハイレゾデータには 対応していない。可能ならば変換なしに、自宅のオリジナルデータをそのまま入れた方が楽だし 音質はよくなる。でもそれができない。
つまるところ、NW-A855の不満点というのは、
- メモリが16Gで足りない。
Bad! - ロスレスフォーマットがWAVにしか対応していない。
Bad! - ハイレゾに対応していない。
BAD!
この3点というわけでした。
で、NW-A10シリーズはどうよ?
とりあえず、上記の不満点はどうなったかというと、
- メモリは本体32G/64G、SDカードで最大128Gの合計最大196Gまで拡張可能。Good!
- ロスレスフォーマットはWAVだけでなくFLACに対応した。Good!
- ハイレゾデータは192KHz 24bit音源が再生可能になった。Good!
と、すべて解決していたわけです。さらに
- Bluetoothに対応しているので、家のAVアンプで直接再生できるようになっていた。 Good!
- 前モデルのNW-F860シリーズと比べて、連続再生可能時間が35時間から50時間に伸びた。 Good!
なにげに機能強化でありますね。
でも欠点があるんでしょ?
もちろんありますとも。 自分の見たところ、一番の欠点は、PCと接続したときに本体メモリとSDカードが同時に見ることができない この一点だと思います。本体メモリとSDカードの内容を同時に確認したい場合は、
- 本体からSDカードを抜く。
- SDカードをPCのSDカードリーダーに挿入する
- Media Goで内容確認、データ転送
- 再びSDカードを本体スロットに入れる
としなくてはならないわけで、これは面倒くさい。 ぜひ、一発でアクセスできるようにして欲しいものです。
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