プレゼンテーションストーリーをうまく作るこつ...かな? [その他]
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ここのところしばらく仕事でいろいろ業務の実行計画やら、 それを説明するプレゼンテーション資料を作ることが多くなった。 自分はどちらかというとそういう作業を苦手とする技術屋だったのだけど、 そろそろそうも言ってはいられなくて、どうしようと悩んでいたときに 入手した本がこれ。
その本のタイトルは 自分を変える!ロジカル・シンキング入門 というのだけど、これは直接はプレゼンテーションストーリーを、いがちうまく作るかという本ではない。 どちらかというと評論などをいかにして読み進め、いかにして文章の作者の考えを理解するか という内容の本である。 評論などは論理的に書かれているわけなので、著者が何をいいたいか、 文章がどのような構造で書かれているか、慣れれば比較的理解しやすいと 書いてある。
また、文章中どのような構成を取るかという点では、 証明されていないことを意見や考えとして述べる場合は 「著者はその理由を説明する義務がある」と書いてある。 すなわち、オーディエンスに伝えたいことがあり、それが自分の意見であるならば、 自分で意見を裏付ける理由や具体的な事実を用意し、読み手に納得して もらわなくてはならない。それが論理的な文章を構成する。 自分はプレゼンテーションも同じように論理的なスライドを構成して 聞き手に自分の伝えたいことを納得してもらう必要があると思う。
もちろん、わかりやすい説明テクニックなども必要かと思うけど、 個人的には自分の伝えたいことを論理的にシナリオとして積み上げることから スタートした方がいいのじゃないかなと思う。 プレゼンテーションストーリーはスライドが論理的につながっていないと 聞き手には自分の言いたいことが伝わらない。 逆説的ではあるとは思うけど、読み手や聞き手の視点から シナリオの作り方というのを考えるというのは有効な手段はないかと思った。 というわけで、個人的にはお薦めしたい本であります。
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