そして男は粉をこねまくる。パンを作る。そばを作る。 [その他]
今日は男はある程度年をとったら、粉をこねたくなる、という話。 よく、サラリーマンをしていたそれなりの人が、突然脱サラして、 蕎麦屋を始めたなどという話を聞かないだろうか。 「脱サラ そば」でググルと10万件以上も引っかかるところを見ると、 それなりに事実なのであろう。 で、今日は粉をこねる中でもパンの自作の話。慣れてくれば、を特に悩みもせず作れるようになる。自分はすくなくともここのところ食パンを作るのに失敗はしていない。
で、粉をこねることの何がよいのだろう
自分でやってみたところ、無心に小麦粉をこねるというのは、 やってみると意外と心が落ち着く。しかもせいぜい15分である。 特に疲れるというわけでもない。精神の安定にもなって、 しかもそこそこ美味で安心な食べ物が作れる。 はっきり言っておすすめである。
ホームベーカリー(HB)は邪道だ。
しかし、世間では楽に自家製パンをしたい場合はホームベーカリーを 買い求める人が多いと聞くが、これはまるで意味がない。 おいしいパンを食べたいのはその通りだが、こんなもの、 自分でこねなくてどうするのであろう。せっかく心を落ち着かせる 「こねる」という作業を自ら放棄してどうする! 粉をこねるというのは、包丁を研ぐ、刀を研ぐなどと同じように 心を無にして最高のものを求める、いわば匠を目指す行為なのだ。 というわけで、毎週小麦粉をこねて、パンを作るのである。
パンを作るのに必要なもの
パンを作るのには以下のものが必要。
- 何はともあれオーブン。間違ってもオーブントースターではない。 そんなに高機能でなくても良いが、発酵機能はついている方がいい。
- 粉の量をはかる、水の量を量るにもグラム単位ではかれる デジタルはかりが、まあ事実上必須。ホームセンターで1000円くらいから。
- 霧吹き:こねていたりすると生地の表面が乾いてきたりする。 そのときこいつで一吹きでまたしっとりするのだ。また、最後にパンを焼くとき、 オーブンの中に霧を吹くと表面がぱりっとしておいしい。これも事実上必須。
- ステンレスボウル:粉をこねるのに使う。直径30cmのものが大きくて 使いやすい。サイズは別にこれでなくてもいいけど、必須。 レシピ本では耐熱ガラスのボウルのことも多いけど、個人的には ステンレスのボウルの方がおすすめ。
- カード、スケッパー:生地を傷めずに粉を混ぜたり、生地を分割したりするのに 使う。発酵させた生地をボウルから取り出す時につかう。最低1枚必要。できれば2枚。 これがないと、発行した記事をボウルから取り出せない。
- キャンバス地:こねた生地を休ませたりする時につかう。 まあ、こいつはなくてもフキンで代用できる。
- 計量カップ:500ccの耐熱プラスチックのものが使いやすい。必須。
- 食パン型:食パンを作るのなら必要。1斤、1.5斤、2斤サイズがある。
パンの分量
食パン1斤の分量は以下くらい。
- 小麦粉300g。小麦粉の善し悪しはできあがりのパンの味に直結する。 日清製粉の強力粉カメリアよりはスーパーキングという強力粉の方が、 なんというか、粉が細かくひかれていて、焼いたときよく膨らむ。おいしい。
- 砂糖10g
- 塩4g
- ドライイースト3g。これは日清製粉のカメリアでOK
- 水200g
パンの作り方は世の中にいくらでも転がっている。 クックパッドにもあるし、ブログ、ウェブページでもいくらでもある。 レシピ本を図書館から借りてきてもいい。 とりあえず自分は、
1・2のポン!で本格パンが簡単にできる 上田まり子の焼きたてパンLESSON 白夜ムック
- 作者: 上田 まり子
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2003/10
- メディア: 単行本
というわけで、今日はパンを作る時のアプローチの話でした。 いろいろ作るというのは、楽しいですよ。試してみて下さい。
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