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iPhone3gsをiOS4.3.3 Jail Breakして、銀SIMで使ってみた。その1 [iPhone/ケータイ]

2011/5/8更新 Jail Breakしたカスタムファームウェア作成用sn0wbreezeの、 iOS4.3.3対応版バージョン2.7にバグがあったため、さっそく2.7.1がリリースされてます。 今sn0wbreezeをダウンロードすると2.7.1となります

2011/5/7追記 オリジナルはiOS4.3.2用に記述しましたが、iOS4.3.3でも 全く同じ手順でJB/アンロックできますので、iOS4.3.3として 書き換えました。

そろそろiOS4にしないとアプリが動かない...

iPhone3gsをiOS3.1.3のままJail Breakして使い続けてそろそろ1年。 iOS3.1.3は軽いし、unlockもしてあるから銀SIMでも使えるし、 ぜんぜん不満はないんだけど、インストールしているアプリが次から次へと バージョンアップして、そのたびに3.1.3は非対応に変わっていく。 さすがにそろそろ潮時かなー?というわけで、iOS4にバージョンアップすることを 考えてみました。

iPhone#01.JPG

しかし、当然といえば当然ですが、JBして、なおかつUnlock(アンロック)したうえで 使い続けられなければ無意味ですので、まっとうに最新のiOS4.3.3(2011/5/7時点)にバージョンアップ など検討もしないのは言わずもがなです。二つ前のアーティクルでも書いていますが、 iPhoneはJBして使ってなんぼです。当然ながら、 素人にはお勧めできないです。

まずはその1として、本アーティクルでは カスタムファームウェアを作成して、iPhone 3gsにインストールするまでです。 引き続き、アンロックして銀SIMで使えるようにするまでは その2をどうぞ。

  • というわけで、今回の目標

    今回は、以下の条件をクリアしたiphone3gsを作り上げることを目標とします。

    1. ターゲットマシンはiPhone3gs。当然ながら、ultrasn0wで unlockできるBBを維持しているもの。
    2. ターゲットOSはiOS4.3.3。別に最新でなくても良かったんですが、何となく。
    3. sn0wbreeze 2.7.1でJail Breakしたカスタムファームウェア(CFW)を作成し、これを復元モードでインストールすることでOSのバージョンアップを行う。

    本アーティクルはここまでです。 その2で以下の内容を説明します。

    1. ultrasn0w 1.2.3でUnlockする。
    2. Softbank銀SIMで青天井にならないように、carrier.plistを書き換える。
    3. 設定レベルでMMS以外の3Gパケットを遮断する。

    作業を始める前に

    IMG_0001.PNG

    今回のJB/Unlockではultrasn0w 1.2.3を利用します。このツールは、 すべてのiPhoneをアンロックできるわけではなく、モデムベースバンドが特定のバージョンであるという条件が付いています。自分のマシンがアンロックできるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。

    現在アンロック可能なのは、iphone 3/3gsのベースバンドが 04.26.08, 05.11.07, 05.12.01, 05.13.04 そして06.15.00(iPadの流用だから普通はない)。そしてiPhone4のベースバンドが01.59.00のみです。 この中になかったら、JBはできてもアンロックは出来ないので、素直にあきらめましょう。 ご自分のベースバンドがどのバージョンであるか、確認できない方は以下の作業は あきらめた方が良いかと思います。

    まず、必要なものを入手する。

    というわけで、以下のファイル也なんなり、もろもろのものを入手します。

    1. sn0wbreezeを動かすのに.Net Framework 3.5以上が必要ですので、Microsoftからダウンロードします。ダウンロードするサイトは、ここらあたりから適当に見繕って下さい。 ダウンロードしたら、さっさとインストールします。
    2. sn0wbreeze 2.7.1の本体が必要ですので、こちらから入手します。 なお、ファイルはオンラインストレージに置かれていますので、一度失敗したり、そのサイトから別のファイルをダウンロードしていたりすると30分はダウンロードが出来ませんので注意しましょう。
    3. iOS4.3.3のファームウェアを入手します。これもこのサイト経由で入手すると良いでしょう。なお、このサイトはアップルのサイトではありませんが、実際のファームウェアはアップルからダウンロードされます。オリジナルのiPhone3GS用ファームウェアのファイル名は、iPhone2,1_4.3.3_8J2_Restore.ipswとなっているはずです。
    4. ファームのアップデートの途中でiPhoneを再アクティベートをする必要があります。よって、SBM製のiPhoneを持っているあなたは、Softbankの黒SIMが必要です。ヤフオクで契約完了済みのものをgetするなりなんなりして入手して下さい。ちなみにAT&Tあたりで入手された方は、おなじようにAT&TのSIMが必要だそうです。

    以上です。

    作業開始

    さくさくとsn0wbreezeを起動します。起動したらこんな画面になります。 sn0wbreeze 2_7_1#01.PNG
    矢印を押して、この画面まで進めます。左側の灰色の箱に、あらかじめダウンロードしたオリジナルのファームウェアをD&Dします。iphone3gs用のオリジナルの4.3.3ファームウェアは、iPhone2,1_4.3.3_8J2_Restore.ipswという名前のはずです。20110502 sn0wbreeze#02.PNG
    どのハードウェアが対象なのか表示されますので、矢印で先に進みます。iPhone3GSの場合は、old bootromかnew bootromかを聞いてきます。 20110502 sn0wbreeze#04.PNG
    次にどのようにCFWを作るか尋ねてきます。迷わず、ExpertModeを選びましょう。20110502 sn0wbreeze#06.PNG
    作業のメニューが出てきます。左上のGeneralをクリックして、右下の矢印を押しましょう。 20110502 sn0wbreeze#07.PNG
    CFW作成の時のオプションが出てきますので選択します。左側のEnable Battery-PercentageとEnable Gestures Menuはお好みで。チェックなしが素の状態です。右側は、 すべてチェックを外すが基本です。Root Partition Sizeは1024MBあれば十分でしょう。 設定が終わったら、右下の矢印をクリックして先に進めます。 20110502 sn0wbreeze#08.PNG
    基本的にここまで来てしまえば、ほとんどCFWの作成は終了です。あらかじめCydiaのリポジトリからJBアプリのパッケージを入れておくと言うことが出来ますが、あとから入れるほうが何かと安心だと思いますので、入れません。また、boot logoなども特に変える必要はないと思いますので変えません。右の画面が出てくるまで画面右下の矢印をクリックします。20110502 sn0wbreeze#07.PNG
    最後にBuild IPSWをクリックしてから画面右下の矢印をクリックして、CFWの作成を開始します。 20110502 sn0wbreeze#09.PNG
    pacmanで遊ぶかと聞かれますが、お好きなように。CPUパワーを取られますので、そこの所はご随意に。まあ、そんなものいらないよという人がほとんどかと。 20110502 sn0wbreeze#10.PNG
    作業中。Core2Quad 9650のデスクトップマシンで数分で終了します。 作成が完了すると、デスクトップにCFWができあがります。ファイル名は3gsの場合は sn0wbreeze_iPhone 3GS-4.3.3.ipswです。 20110502 sn0wbreeze#12.PNG
    ひきつづきsn0wbreeze上でiPhoneをDFUモードに移行します。 ここから先は、画面イメージを取るのを忘れたので、画面イメージは、Tools 4 Hackさんより お借りいたします。
    まずiPhoneを電源を落とし、その後USBケーブルでPCに接続します。 確認できたら、Startボタンをクリックします。クリックするとカウントダウンが 始まり、5秒後に作業開始です。
    まず、ホームボタンと電源ボタンを一緒に押し続けます。ホームボタンを押して、そのまま引き続き電源ボタンを押すという手順が私の好みですが、そこらあたりはご随意に。10秒間押し続けて下さい。
    続いて、電源ボタンだけ、押すのをやめます。その状態で30秒かな? 画面に変化が現れるまでホームボタンは押したままにします。画面が変化したら、押すのをやめても大丈夫です。
    OKを押してiTunesを起動します。
    iTunesが立ち上がると、iPhoneが復元モードになっていることを検知して、復元しろとメッセージが出ます。
    つづいて、復元作業を始めます。iTunesの復元ボタンを、Shiftキーを押しながらクリックして下さい。すると、ファイル選択のダイアログが表示されますので、先ほど作成したCFWを指定して復元を行います。このまま復元が完了すれば、JBされたiOS4.3.3のまっさらな状態になります。 途中でiPhoneのアクティベートが必要なので、黒SIMを入れておきましょう。黒SIMは契約してあろうが すでに契約解除していようが関係ありません。

    というわけで、やっとiPhone3gsがiOS4.3.3でJB出来るところまで来ました。 ずいぶん長くなりましたので、続きは次回へ!

    今回は、tools 4 Hackのサイトの画像を利用させていただくとともに、情報を参考にさせていただき、作業を行いました。どうもありがとうございます。


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