ジャンクミニコンポを(また)買った... [AV機器]
どうも家の近くにHard Offがあるというのは困りものである。 今までもさんざん書いてきたがジャンクCDに初代PlayStationのころのソフト、 やけに安い一眼用レンズやジャンクハードなど、ついつい買ってしまったものも 多い。
ちなみにHard Offのこの手のジャンクとしての値段はそれは安いものの、 ちゃんとした中古としてみたときは別に安くない。というかどちらかというと 高い。気になるならヤフオクあたりで値段を調べるとよくわかる。 やはりヤフオクの方が安い。そこはそれ、実物を見て買えるのと、 店員がそこに常駐して店舗を構えているからこそだから、仕方ないとは思う。
というわけで今回はミニコンポである。今回入手したのは2001年製造の ソニーのCMT-J300というモデルである。CDとチューナー、カセットにMD/MDLPが 付いているだけの何の変哲もないモデルである。8年落ちということを考えれば 通常は手を出さないものである。しかし今回はまず久々にFM, AMを問わずラジオを 聞きたくなったこと、しかもそれをMDなどの媒体に録音したかったこともあり、 まじめにジャンクの中から使えるものを探した。
チェックポイント
ミニコンポのジャンクを検討するときに気にするポイントは以下のようかなと考えて、 今回はチェックした。
- CD-Rをちゃんと再生できるか。古いモデルはピックアップがへたっている ものも多い。また回転の立ち上がりで妙な音がしないかチェック。>
- CDのトレイがちゃんと出てくるか? 勝手にしまったりしないか。 ここらあたりもよくある故障ポイントである。
- MDをちゃんと再生できるか。こちらも駆動部があるので同じくチェックする。
- MDをちゃんと録音できるか。録音は再生の時よりもピックアップへの負荷が高い。 ちゃんと録音できるかチェックしよう。
- カセットもMDと同様。ただしいまどきカセットを使う人もいないと思うよなあ。
- 結構大事なんだけど、リモコンが付いているかどうか。結構ジャンクだと リモコンを紛失していたりする。実はスイッチ類や接続のためのコードやら部品やらは結構コストがかかる。 そのため廉価モデルはついついスイッチを省略して、余り使わない機能はリモコンでしか操作できない。 そのため、リモコンがないとタイマーの設定が出来ないなどということが当たり前のように起きる。ちなみに今回は ラジオの選局のプリセットの仕方を電話で確認した。 Hi-Fiオーディオとポータブル機器ではあまりないが、ミニコンポでは当たり前である。よーっく調べよう。
- ついでに取扱説明書があるかどうか。上と同じだけどリモコンがあっても取扱説明書が ないと操作ができないことがままある。でもこちらはメーカーが存在する限りサービスセンターで コピーを入手することが出来るから、あまりシビアに考えなくてもいい。ちなみに今回は ラジオの選局のプリセットの仕方を電話で確認した。
上記のようなポイントをチェックした結果、以下のようになった。
もの | 結果 |
---|---|
シャープのミニコン | CD部が縦型で、うまくトレイがオープンしないのとCD-Rをうまく読み込めないので没。 |
パナソニックのミニコン | リモコンが付いていなくて、別モデルので代用しようとしたがうまく操作ができなくて没。 |
パイオニアのミニコン | リモコンがなかった。よって没 |
サンヨーとシャープのラジカセ | 両方ともMDが死んでいた。 |
AIWAのラジカセ | タイマー録音がそもそも機能として付いていなかった。 |
ソニーのミニコンCMT-J300 | 結局十数台の機械をチェックしまくった結果、唯一使えたのがソニーのCMT-J300のみであった。 |
しかし世間でソニータイマーなどと揶揄されている割にはこのようなモデルもあるところが 驚きというか何というかである。
CMT-J300のお値段は4,200円なりでありました。 完璧に動作して音質も問題がなく、とくに筐体が汚いとかそういうこともない、 ということを考えれば、お買い得であることよ、と思います。
というわけで今回はジャンク(?)ミニコンを買ったというお話でした。
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