NW-S639でビデオをきれいに見る [AV機器]
まずはNW-S63x/S73xの再生可能なビデオの条件です。 あちこちに書かれていますが、まず解像度が基本的にQVGA であります。HMP-A1やiPodなどですともっと巨大な解像度、 たとえば720x480などの解像度でも縮小して表示することが 出来ますが、NW-S63x/73xでは表示できません。 表示できないからといって画質が劣るかというと全くそんなことはありません。 320x240でも非常にきれいな画像になっているといえます。 ある意味HMP-A1から4年たって進歩するところはしっかり進歩した 部分とも言えます。画像のアスペクト比は16:9と4:3の両方対応していますが、 当然ながら16:9の場合は上下に黒い部分が出来てしまいます。 ちなみに解像度320x240でもアスペクト比16:9と4:3ですと 表示され方が異なりますので、正しいアスペクト比でデータを作成する 必要があります。
次にビデオエンコーディングですが、これはmp4(AVC)か、もしくはH.264 エンコーディングに限られます。mpeg2などと比較して圧縮率が高いのはうれしいのですが、 エンコーディングに非常に時間がかかるのが困ったちゃんです。H.264の場合、 5年以上前に購入した自分のマシンの場合事実上実時間程度かかってしまいます。
きれいに画質でエンコードするためには
なるべくきれいにエンコーディングするためには以下のようにします。
- データソースは当然デジタル、地デジかBSデジタルが一番。
- デジタル放送の場合は、どうにかしてPCにデータを吸い上げる。
- CPRMで記録されている場合、VROデータになっているので、これを分割してMPEG2ファイルにする。
- CMをカットする。
- H.264でエンコーディングする。
- できあがったファイルをExplorerでウォークマンに転送する。
地デジの録画データをPCに吸い上げる
このネタはココでは深くは取り上げません。 cprm2freeやらcprmgetkeyなどのキーワードでググって 下さい。calbeeなどのキーワードも大事です。
VROデータのMPEG2への分割
これも深くは語りません。同じく キーワードはvro2split です。
CMのカット
MPEG2まで変換が出来てしまえば、編集もそれなりに出来ます。 コマーシャルのカットはフリーなソフトでやるのならば、
- ProjectX.jarで音声と映像を別のファイルに分離する。この分離作業をdemuxと言います。
- cuttermaranでコマーシャル部をカット。このcuttermaranはフリーながら非常に使い勝手がよいソフトです。 ビデオ編集という点では、エフェクトを付けられないものの、カットだけならこれで十分です。
- cuttermaranでカットする場合、cuttyencをインストールしてつなぎの部分を再エンコードするのを忘れずに。
H.264でエンコード
H.264へのエンコードは携帯動画変換君(ffmpeg)でエンコードするのが一番です。 今となっては携帯動画変換君はいろいろなバージョンがありますが、ウォークマンで 使うのならば、ここにある全部詰め合わせが一番いいです。 このwikiにあるリンクからダウンロードして携帯動画変換君をセットアップします。 自分はこの中でのセットアップとしては、H.264 簡易版VBRのcqp23でエンコードしています。
ここで気をつけなくてはいけないのは、通常地デジは16:9のアスペクト比になっていますが、 ソースが4:3の場合ですと額縁表示になってしまうことです。 これを防ぐためには、あらかじめ左右の黒い部分を削除した上でアスペクト比4:3で エンコードしなくてはいけません。 そこで、 -cropleft 92 -cropright 92 を引数として-s 320x240の前に挿入し、 -aspect 4:3が忘れず付いていることを確認します。額縁表示対策のtranscodingの例を 以下のテキストボックスに用意しておきますので、コピペして使って下さい。
ココまでくれば後は転送するだけです。 というわけで皆様Good Luck!
しかしはっきり言って面倒くさいですな。ソニーのブルーレイディスクレコーダーで 一発転送の方が全然楽です。
-->NW-S639Fを買ったのはこの一つ前のエントリーで書いたとおりであります。 このモデルの売りはいろいろありますが、MP4ならびにH.264でエンコードされた ビデオを再生できる、というものであります。 というわけで、このモデルできれいにビデオを見るネタであります。
まずはNW-S63x/S73xの再生可能なビデオの条件です。 あちこちに書かれていますが、まず解像度が基本的にQVGA であります。HMP-A1やiPodなどですともっと巨大な解像度、 たとえば720x480などの解像度でも縮小して表示することが 出来ますが、NW-S63x/73xでは表示できません。 表示できないからといって画質が劣るかというと全くそんなことはありません。 320x240でも非常にきれいな画像になっているといえます。 ある意味HMP-A1から4年たって進歩するところはしっかり進歩した 部分とも言えます。画像のアスペクト比は16:9と4:3の両方対応していますが、 当然ながら16:9の場合は上下に黒い部分が出来てしまいます。 ちなみに解像度320x240でもアスペクト比16:9と4:3ですと 表示され方が異なりますので、正しいアスペクト比でデータを作成する 必要があります。
次にビデオエンコーディングですが、これはmp4(AVC)か、もしくはH.264 エンコーディングに限られます。mpeg2などと比較して圧縮率が高いのはうれしいのですが、 エンコーディングに非常に時間がかかるのが困ったちゃんです。H.264の場合、 5年以上前に購入した自分のマシンの場合事実上実時間程度かかってしまいます。
きれいに画質でエンコードするためには
なるべくきれいにエンコーディングするためには以下のようにします。
- データソースは当然デジタル、地デジかBSデジタルが一番。
- デジタル放送の場合は、どうにかしてPCにデータを吸い上げる。
- CPRMで記録されている場合、VROデータになっているので、これを分割してMPEG2ファイルにする。
- CMをカットする。
- H.264でエンコーディングする。
- できあがったファイルをExplorerでウォークマンに転送する。
地デジの録画データをPCに吸い上げる
このネタはココでは深くは取り上げません。 cprm2freeやらcprmgetkeyなどのキーワードでググって 下さい。calbeeなどのキーワードも大事です。
VROデータのMPEG2への分割
これも深くは語りません。同じく キーワードはvro2split です。
CMのカット
MPEG2まで変換が出来てしまえば、編集もそれなりに出来ます。 コマーシャルのカットはフリーなソフトでやるのならば、
- ProjectX.jarで音声と映像を別のファイルに分離する。この分離作業をdemuxと言います。
- cuttermaranでコマーシャル部をカット。このcuttermaranはフリーながら非常に使い勝手がよいソフトです。 ビデオ編集という点では、エフェクトを付けられないものの、カットだけならこれで十分です。
- cuttermaranでカットする場合、cuttyencをインストールしてつなぎの部分を再エンコードするのを忘れずに。
H.264でエンコード
H.264へのエンコードは携帯動画変換君(ffmpeg)でエンコードするのが一番です。 今となっては携帯動画変換君はいろいろなバージョンがありますが、ウォークマンで 使うのならば、ここにある全部詰め合わせが一番いいです。 このwikiにあるリンクからダウンロードして携帯動画変換君をセットアップします。 自分はこの中でのセットアップとしては、H.264 簡易版VBRのcqp23でエンコードしています。
ここで気をつけなくてはいけないのは、通常地デジは16:9のアスペクト比になっていますが、 ソースが4:3の場合ですと額縁表示になってしまうことです。 これを防ぐためには、あらかじめ左右の黒い部分を削除した上でアスペクト比4:3で エンコードしなくてはいけません。 そこで、 -cropleft 92 -cropright 92 を引数として-s 320x240の前に挿入し、 -aspect 4:3が忘れず付いていることを確認します。額縁表示対策のtranscodingの例を 以下のテキストボックスに用意しておきますので、コピペして使って下さい。
ココまでくれば後は転送するだけです。 というわけで皆様Good Luck!
しかしはっきり言って面倒くさいですな。ソニーのブルーレイディスクレコーダーで 一発転送の方が全然楽です。
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