線香花火を撮る [カメラ・写真]
コンパクトデジカメで何が撮りにくいというと、いろいろあると思うけど やはり自分にとってはその一つが線香花火なのかなと。 というわけで、α350で線香花火を撮ってみた。
撮影データ:
ボディ | ソニー α350 |
レンズ | コニカミノルタ 28-75mm F2.8 |
焦点距離 | 28mm |
F値 | F2.8 |
シャッター速度 | 1/2秒 |
ISO感度 | ISO 100 |
ストロボ | 内蔵フラッシュ強制発光(後幕シンクロモード) |
上の写真では、シャッタースピードを0.5秒に設定し、流れる線香花火を とらえるようにしています。また花火本体もとらえるよう、 内蔵フラッシュを後幕シンクロモードで強制発光しています。 また多少露出を失敗しても大丈夫なよう、RAWモード でデータの出力をしています。まあ、手持ちで撮っているので さすがにぶれていますが、後幕シンクロですのでそんなにあらが目立ちません。
まあ、どこらあたりが難しいのかというといろいろあると思うのだけど、 線香花火だとそんなに明るい訳じゃないので、シャッタースピードは 遅めにしたくなる訳です。ここらあたりはやはりマニュアルで決めうちできる カメラでないと撮りにくいです。コンパクトデジカメだと、 このような状態だとこのように動作するはずだ、と想定しながら 撮ってゆかなくてはならないわけです。で、想定と異なる動作を されるとやはり思いもよらない結果になるわけですね。
まあ、ここらはリコーのDR Digital IIあたりですと マニュアル全然オッケーですので全く問題にならないのでしょうが。
あと、今回線香花火を撮ってみた感想ですが、コニカミノルタ 28-75/2.8 を使ってみて、レンズが比較的明るいせいか、 ばっちりオートでフォーカスが合いました。これは結構驚きです。 ただし、花火の火の部分にです。ですので、f2.8開放状態で人の正面から 撮った場合、人はぼやけてました。 α700ですとAF補助光があるので問題にはならないのでしょうが。 あと、コニカミノルタ 28-75/2.8は花火ですと結構盛大にゴーストが出ますね。 点対称の位置に、それはもう、まるで人魂のよう。おお、心霊写真といって 人を脅かすには使えるか。夜景の撮影ではまた別のレンズが必要になりますね。
α350は高速AF可能なライブビューが売りのモデルでありますが、 縦に構えてライブビューは実はつらいものがあります。 横の場合もそうなのですが、縦の場合は特に斜めに傾いてしまうことが 多い。ぜひとも水準器の機能が欲しかったところです。 ファームアップデートで付かないかなあ?
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