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いまはやりのハイレゾへ手を出した!(その2:NAS購入編) [AV機器]

というわけで、10年ぶりにAVアンプを更新した結果、 いわゆるネットワークオーディオの便利さに気がついてしまったわけでした。 これが後々への買い物連鎖につながるとはつゆ知らず...
というわけで、今回はハイレゾへの道、その2のNAS導入編です。

今回のサマリー

  1. リビングで音楽を聴く為にPCを立ち上げるのは面倒くさい
  2. そうだ、NASを買えばいいんじゃね?
  3. なんでPCとNASで音が違う...?
  4. なんで44.1khz 16bitの音楽データを44.1khz 24bitに変えただけで音が変わる...?
  5. 次回へ続く..
  • リビングで音楽を聴く為にPCを立ち上げるのは面倒くさい

    というわけで、前回AVアンプを更新した結果、PCなどのDLNAサーバから楽曲データをネットワーク越しに 再生できる環境が整いました。いままではCDを買ってくると以下のようにしていました。

    1. PCでCDDAをハードディスクに吸い上げる。PCで音楽を聴くときは主にこれを再生。
    2. CDDAからMP3なりAACに変換しウォークマン、スマホに転送。外出時はこれを再生。
    3. リビングで音楽を聴くときはCDプレイヤーというかBDレコーダで再生

    ところがAVアンプからPCのDLNAサーバが見えますので、PC上に配置してあるすべての楽曲が リビングにいながらして再生できるようになったので、BDレコーダでCDを直接再生することは ついになくなってしまいました。

    ところが、うちのPCはリビングではなく、別の部屋に置いてあるので音楽が聴きたいな、と 思ったときは、その部屋まで行って、PCを起動させなくてはなりません。 しかも、Windows Vistaより起動は速くなったとはいえ、Windows7でも音楽が再生できるまで2~3分待たされます。これはよくない。非常によくない。やっぱり音楽は思ったその場ですぐに聴けないと いけません。ソニーの井深さん、盛田さんがついついウォークマンが欲しくなってしまったわけが よくわかります。

    で、考えました。PCを24時間立ち上げておくのは電力使用量その他の理由でよくない。 やっぱりここはNAS(Network Attached Storage)を導入して、24時間いつでも再生OKにしたい。 そうなったら、ここで一発、DLNA対応したNASを探します。やっぱり、要領は今時3Tバイトくらい欲しいし、 使い勝手のよいものを勝って長く使いたいですものね。

    で、NASを探すわけだが...

    いろいろウェブサイトを見回ってみますが、ずいぶんたくさんメーカーがあります。 国産メーカーのBuffalo, I-O Data, それに台湾QNAPとかASUSとか。悩みます。 Amazonでも見ても値段ほか千差万別。というわけで、ここは割り切って、 STR-DN1040を設計した人でもあるかないまる氏おすすめのRockDiskNextを購入することに 決めました。RockDiskNextは通販のみの販売なので、 こちらから購入 します。HDDはAmazonほかで 安く買えるので別途購入して自分で組み立てます。

    ちなみにかないまる氏の ウェブページ にさんざん高音質と書いてありますが、購入前は本気で、「論理的に考えて、そんなに 違いがあるはずがない」と考えていたんですよ。

    だってあなた、PCだってNASだって保存してあるのは1bitたりとも違うところがないデジタルデータで、それを全く同じLANケーブルでつないでいるわけです。LAN上では、詳しくは省きますが、順番にデータを送って、受け取った側でいったんメモリ上に展開し、所定の順番にアナログデータに変換していくわけです。 ちなみに、TCP/IPネットワークは、送り出したデータが同じ順番で到達することが保証されないので、 1→3→2と順番が狂ってしまったときに対応できるよう、規格で決まっていますです。で、 最終的にはAVアンプのメモリに同じデータが乗っていて、そこから先は全く同じなのだから、音が違うはずがない。うん、まちがいない。

    ところが全く同じ曲を再生してみておどろくのなんの、PCの方が音が悪い。本当に違う。なんでやねん!

    なんで44.1khz 16bitを44.1khz 24bitに変換すると音が変わる?

    ところで、STR-DN1040は192kHz 24bitのデータの再生ができます。いわゆるハイレゾデータの再生ですね。 で、ちょっと思いました。CDの生データは44.1kHz 16bitなのですが、これを44.1kHz 24bitへの変換は 音質の劣化が全くなしでできます。また、16bitで入力されたデジタルデータは、何らかの方法で24bitに 変換するロジックを入れておくと、最終的に24bitのデータをアナログに変換するだけでよいので、 処理がたぶん単純になると思います。

    というわけで、foobar2000で16bitのデータから24bitデータを作って試してみた、のですが。 の、ですが。 予想は、同じ音、だった、の、ですが。 何でかな、24bitにあらかじめ変換しておいた方が音がよいのです。 切れがよい、というかなんというか。分解能がよいです。 なんでだろう。STR-DN1040の内部プログラムの構成がわかれば納得がいくと思いますが、 あくまで想像ですが、ネットワーク→FLAC 16bitデータ→WAV 16bitデータ→WAV 24bitデータ→アナログ音声 となるところが、ネットワーク→FLAC 24bitデータ→WAV24bitデータ→アナログ音声となり、 WAV 16bitからWAV 24bitへのマッピングの処理がパスされたところが音質に影響しているのかな、 などと思ったり。でも、これ以上はわかりませんね。

    なので、今のおすすめ

    1. CDは買ってきたらPCに取り込む。このときのデータは当然44.1kHz 16bit WAVデータ。 自分はEAC (Exact Audio Copy)というプログラムを使うけど、別にソニーだったらMedia Goでも よいし, WAV形式で取り込めればどれでもよい。ちなみにMedia Goだとflac形式がよいかな。
    2. これをfoobar2000でflac 44.1kHz 24bitに変換する。
    3. flac 44.1kHz 24bitのデータをNAS(RockDiskNext)に転送する。
    4. 再生する。音がよくてウマー!

    というわけで、ついに自分の音楽はRockDiskNext というNASにflac 44.1kHz 24bitで保存されてゆくことになりました。次回はイヤホン編に続く。


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