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docomo L-04Cでテザリングする [iPhone/ケータイ]

先日安値でゲットしたdocomo L-04Cでテザリングするからと言いつつ 一ヶ月近く時間がたってしまいました。とっくの昔に出来ていたのですが、 なかなかブログに書く時間が取れませんでした。ごめん、ぺこん。

というわけで、今回はdocomo L-04Cでテザリングするというネタです。 なお、標準ではできないようになっているテザリング機能を無理やり使えるようにするために、 システムにソフト的に改造を加えます。 言わずもがなとは思いますが、この作業を行いますと、docomoの保証は 受けられなくなりますからそのつもりで。 また、もし仮に失敗してL-04Cが文鎮化しても全く責任を取ることは できないことを予め申し上げておきます。

  • まずは用意するもの

    毎度おなじみではありますが、用意するものです。 L-04Cをテザリングするためには、以下の手順で作業を行います。

    1. root(スーパーユーザー権限)をとる
    2. システム設定ファイルを書き換えて、強制的にテザリングを可能にする。

    そのためには以下のようなソフトを用意します。

    1. L-04C用USBドライバ。
    2. SuperOneClickv1.7-ShortFuse
    3. ESファイルエクスプローラー

    では、それぞれ順番にセットアップしてゆきましょう。

    L-04C用USBドライバをインストールする。

    まず、L-04C用USBドライバをPCにインストールします。 Windowsの標準ドライバでは、L-04Cは単なるデジカメとしてしか使えません。 今回はデバッガモードでコマンドを送り込みますので、LGジャパンのサイトより、純正 ドライバをダウンロードし、インストールします。 インストール先は、こちらのLGジャパンのサイトから。 L-04CをUSBケーブルで接続する前にインストールして下さい。

    L-04Cをデバッグモード可能にセットする。

    L-04CでデバッグモードでPCからコントロール可能にします。 ホーム画面より、以下の手順で設定して下さい。
    「設定ボタン」→「設定」→「アプリケーション」→「開発」
    そして、「USBデバッグ」の項目にチェックを入れます。

    そして、続けてUSBケーブルでPCと接続して、PCからL-04Cに アクセスできる状態にします。

    SuperOneClickv1.7-ShortFuse.zipを入手する。

    次にroot権限を奪取するそのものずばりのツールをダウンロードします。 "L-04C root化"でググると、いろいろ引っかかりますが、 そのすべてが http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=803682をリンクしています。 しかし、現在ここからはダウンロードできませんし、作者の方のサイトでも、 古すぎると判断されているのか、すでに公開されていません。仕方がないので、別の場所からダウンロードします。

    現在見つかるのは、一部で悪名名高いMegaupload.comや4shared.comばかりですが、 仕方ないので、そこらあたりからダウンロードします。一応、自分がダウンロードしたものはアンチウィルスチェックはかけました。 そのファイルのMD5は以下の通りです。

    ファイル名SuperOneClickv1.7-ShortFuse.zip
    MD5CE8AFA045B6D922572FF3C18426A3862

    ダウンロードしたSuperOneClickv1.7を実行する

    ダウンロードしたSuperOneClickv1.7-ShortFuse.zipを適当なディレクトリに展開します。 すると、右のようにファイルが展開されるはずです。あとは、この中のSuperOneClick.exeを実行します。 実行すると、次のようなウィンドウが開きます。このとき注意しなくてはならないのは、 イメージの右側、赤で囲んだ部分のラジオボタン、すなわちrageagainstthecageを選択してから、 左側のボタンRootを押して処理を開始することです。

    SuperOneClick.PNG

    さて、処理を開始すると、まずbusyboxを導入します。続けて/systemディレクトリをroモードからrwモードにマウントし直して、 プログラムがファイルを書き込めるようにします。そしてsuperuser.apkという、unixのsuコマンドに相当するアプリをインストールしてroot権限にユーザモードを変更できるようにした後、最後に再起動します。 そこそこ時間がかかりますのでおとなしく待ちましょう。まちがっても電源ボタンを長押しして強制終了してはいけません。

    SuperOneClick#2.PNG

    ESファイルエクスプローラーをインストールする

    では次にESファイルエクスプローラーをインストールします。 このアプリは普通にアンドロイドマーケットから無料で入手できますので ゲットしてインストールしましょう。 インストールしたらおもむろにブートします。そうすると右のような画面に なるはずです。

    L-04c#01.png

    そうしたら、ESファイルエクスプローラーを起動した後、「設定」ボタンより 設定画面に入ります。画面を下の方にスクロールさせてゆくと、 Rootエクスプローラーファイルシステムをマウント という項目がありますので、それぞれチェックを入れます。 これにより、/systemという通常は編集できない場所においてあるファイルを 編集できるように変更します。

    L-04c#03.png

    最後に/system/build.propファイルを編集する。

    それでは、最後に/system/build.propを編集します。 ESファイルエクスプローラーで、/systemに移動します。 このディレクトリのなかにbuild.propというファイルがありますので、 長押しします。すると右のような画面があらわれますので、 ESテキストエディタを選択して下さい。 これでファイルがエディット出来ますので、 ro.tether.denied=true という行を探します。そこそこ下の方に記述されているはずです。 これの行頭に# を付け足して無効化します。 とどめにro.tether.denied=falseという行を追加すれば、 無敵でしょう。 この状態でリブートすれば、テザリングが可能になっているはずです。

    L-04c#04.png

    アンドロイド設定画面から「無線とネットワーク」画面を開くと右のように「テザリングとポータブルアクセス」という項目が 現れているはずです。ここを開くとさらに右のように「ポータブルWiFiアクセスポイント」がチェックできるようになります。

    L-04c#06.png L-04c#07.png

    さて、ここでおもむろにテザリングを使っても良いのですが、通常テザリングがOnになっただけでは、 セキュリティが全くかかっていないので、危険極まりありませんそこで、セキュリティの設定をします。 次の画面のように「Wi-Fiアクセスポイントを設定」の画面を開き、SSIDとセキュリティの方法、 パスワードを設定を行います。これでやっと安心して使えるようになりましたね。

    L-04c#08.png

    というわけで本日はL-04Cを使ってテザリングする方法について記述しました。 なお、docomoは128kのspモードでしかテザリングを許可しておりませんのでご注意下さい。 また、docomoのMVNO業者であるb-mobileはいくらでもテザリングして大丈夫と言うことに なっておりますので安心して使いましょう。それでは皆様、Good Luck!


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    by お名前(必須) (2012-01-16 21:29) 

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