日経トレンディ 2006年8月号のヘッドホン(イヤホン)比較記事について [AV機器]
日経 TRENDY (トレンディ) 2006年 08月号をとあるラウンジで見た。 この中の記事で通勤に使う目的でイヤホン比較の記事が載っている。 で、その記事の評価なのだが...
なんと、ソニーの MDR-EX71SLとオーディオテクニカのATH-CK5が A評価(最高)になっている。一方で同じくソニーのMDR-EX90SLや オーディオテクニカのATH-CK7の評価は低い。それどころか ShureのE4cなどの名だたるイヤホンを比較しているのだが そろって評価は低い。 はっきり言っちゃおう。いったいなにを比較しているのか。 MDR-EX71が高音質だって? 耳が腐っているのじゃないか?。 あれは地雷だということで有名なイヤホンですよ。一方でMDR-EX90が高音質にもかかわらず遮音性が低いの一言でC評価というならば ShureのE4cが遮音性が「高すぎる」といって評価を下げるのは 納得がいかない。遮音性が高すぎるだって? 通勤時はかっちり遮音してくれる方がいいに決まっているじゃないか。 車内アナウンスに気づくかどうかというレベルでなにが困るというか。 必要な気づけばちゃんとイヤホンをはずして アナウンスを聞くに決まっているではないか。 そのほかE2cが低音がでないとなっているが、 そんなはずはない。E2cはかっちりと低音を鳴らすイヤホンだ。 多少高音域は弱いが、基本的に全域にわたってフラットに鳴らすイヤホンだ。 はっきり言って評価が全然当てにならない。
この手のものに評価をつけるのならば、比較ポイントに対して 重み付けを行い、各評価ポイントが何点になるかを出して、 合計得点から優劣を出す、QFDなどの手法を用いるべきだと 考える。
というわけで、日経トレンディ2006年8月号のイヤホン比較の 記事は「全く参考にならない」と私は思うわけです。 みなさま、だまされないように。 といいつつ、知らない人はだまされてしまうのだろうな...orz
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