こんな季節にプリンターの買い換えしました。 [AV機器]
日本ではプリンターの売れ行きはほぼ秋から年末に偏っています。 なぜならプリンターの用途のナンバー1が年賀状の印刷だからです。 その結果、プリンターの新製品は通常9月半ば発表、 10月以降発売、12月まで値段キープ、12月25日を過ぎると いきなり値段が安くなって在庫処分が開始されるという、 あたかも バンダイがスポンサーをしている子供向け番組 ばりの年間スケジュール確定済みとなっています。
ちなみにプリキュアもホゲホゲレンジャーもだいたい 年間スケジュールが決まっています。ここらあたりの 事情は岡田斗司夫のおたく本に詳しい。
そこまでわかっているのに9月という新機種発売目前に 買う羽目になったのは長年使い続けてきたプリンターが とうとう用紙を正しく送ることができなくなって、 印刷ができなくなったからなわけです。
ちなみに前使っていたモデルは米国HP社の Deskjet 895Cという1998年のモノ。 こいつは当時5万円近くしたハイパーインクジェットモデル(ただし当時の話) で、フルカラー印刷が可能でKodakと提携したきれいな発色、 モノクロ印刷15枚/分が特徴。 なにより7年間使い続けても何ら問題なかった その耐久力と信頼性に当時のHPの執念を見た。
というわけで泣く泣く新たなプリンターを買いに出かけたわけですが、 以下のような条件にしました。
- スキャナはいらない。絶対コピーなんかしないだろうし。 だってスキャンする対象物が、家にはない。
- 写真プリントはあまり期待しない。それよりは テキストを印字したときもっとも使う黒インクのできを優先する。
- といってもたまには写真プリントもしてみたい。
- 写真プリントの品質よりは、ランニングコストを優先する。 ヘッド目詰まりなんぞ、論外。ちなみにHP DeskJet 895Cは 一度もヘッド目詰まりしなかった。ま、インクカートリッジ 交換の時にヘッドもついでに交換してるからね。
というわけで今回は キヤノンのPIXUS iP4100 にしました。 大容量顔料ブラックインク と蓋付き前面給紙カートリッジと 両面自動印刷が標準だったのと値段が決め手かな。 あと、とどめにUSBだけじゃなくてパラレルポートが 付いているのでHPのケーブルがそのまま使えるし。 もう7000円余分に出せば、スキャナ付きの同じエンジンを使った モデルが買えたけど、ボディーが大きくなっちゃうので こっちにしました。
今のところ印字品質、速度、とても満足ですね。 印字中の音は大変静かです。 プラスチックのボディーは、HP DeskJet 895Cの それ(ABS製)と比べると激しく安物ですが、 そこらは気にしないことにします。
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