Excelで滝グラフを作った。(その2) [PC]
気がつけばこのページはアクセス件数が20,000件を超え、弱小ブログとしてはなかなかの人気コンテンツになっております。
おかげさまで、Googleでも
Yahoo!でも「滝グラフ テンプレート」で検索するとトップに位置されるようです。
また、熱海副市長(2013年現在)にも
ご愛用いただけている
ようです。ご愛用、どうもありがとうございます。
本アーティクルで紹介しているテンプレートは、フリーでダウンロード・利用できるようにしておりますので、
ご愛用ください。
なお、業務などでご使用してもかまいませんし、対価を求めるつもりもありませんが、
ウェブやメディアでお使いの場合は、ぜひ一声いただければと思います。以上、よろしくお願いいたします。
前回のエントリーから期間が空いてしまいましたが、滝グラフ(Waterfall chart)の第2弾です。 今回は、無事にファイルを置く場所を確保しましたので、滝グラフのテンプレートをダウンロード 出来るようにしました。
Excelはいろいろなグラフを簡単に作ることが出来ます。棒グラフ、積み上げグラフなど お手の物です。しかし、滝グラフはExcelではボタン一発で作ることは出来ません。 今回は滝グラフの作り方とテンプレートです。
解説
まずExcelの棒グラフは何も考えないと値が0から積み上げるグラフを作ります。 これは簡単に作れます。 しかし下の図のようなグラフはちょっと頭をひねらないと出来ません。 どのように作るかというと、下の表の下端の列、大きさの列を用意して、 一旦普通の積み上げグラフを作ります。作った後、下端の列の部分を選択し、書式設定から 「塗りつぶしなし」に指定することで浮いたグラフを作ります。
下端 | 大きさ | |
A | 10 | 50 |
B | 20 | 40 |
C | 30 | 20 |
D | 20 | 80 |
E | 10 | 60 |
また、積み上げグラフは「-100」から「200」(大きさ300)の積み上げもうまく表現することが出来ません。 ですので、表示を4つのパターンに分けます。 「負の値から負の値まで」「負の値から0まで」「0から正の値まで」「正の値から 正の値まで」に分割して積み上げグラフを作ることにします。この中で「負から負」「正から正」 は先ほど作った浮いた状態の棒です。 先ほどの「-100」から「200」ですと、「-100」から「0」と「0」から「200」の二つに分けて表現します。
さらに滝グラフは、増える場合は緑色、減る場合は赤色などと分類してわかりやすく 表示したいモノです。そこでさきほど4通りに分けた値をさらに「増加分」「減少分」に分けます。 ということでできあがったのが下のグラフです。
Excelの滝グラフのテンプレートはこちらからどうぞ。 Excel 2007で作成しましたが、たぶん、Excel2003でも大丈夫だと思います。 それでは皆様、Good Luck.
無料でのご提供ありがとうございます。検索してここに至りました。エクセルの難しいことはよくわからず、このグラフの名前も知らなかったのですが・・・こういうできたらいいなと思っていました。感動ものでした。使わせていただきます。
by 林 (2012-01-28 20:11)
To: 林さん、
お気に召したようで、なによりです。ご愛用下さい。
by 通りすがり (2012-01-29 00:46)
すばらしいです。 大変参考になります。 大事に使用させていただきます。 多謝。
by TKO (2013-06-28 22:39)
完璧ですね。
これまで積み上げグラフの工夫で何とか作成していたのですが、マイナスに振れた時に困っていました。ご提供いただいたテンプレートなら、完璧に表示されます。助かりました。
by 本好き親父 (2013-07-24 15:13)
TKOさん、本好き親父さん、どうぞご愛用ください。
by 通りすがり (2013-07-25 11:28)