レンズ沼にはまる [物欲]
ソニーのα350というカメラを3月末に買った。それ以来すでに約2ヶ月がたった。 写真というやつは実におもしろい。人を撮っても、風景を撮っても、 はたまた花を撮っても奥が深い。
それはともかく、困ったことなのはどうも良いレンズが欲しくなってしまう、 ということである。
上の写真は最近入手したミノルタ AF 24-50mm F4というズームレンズで撮影したものを 1/5に縮小したもの。RAWデータという、撮像素子から特に加工を加えることなく保存した データをそのままJPG圧縮している。 正面左側の木の葉の解像度と色がなかなかいい感じになっている。これでもズームだから、 単焦点ではもっとかっちり決まるのだろう。
α350にはソニー製のDT 18-70という標準ズームレンズが キットレンズとして付いてくるのだけど、このレンズの描写が甘いこと甘いこと。色も甘ければ フォーカスも甘い。いわゆる地雷レンズとでも言うのでしょうか? コンパクトカメラを使っている人が、解像度や色の乗り具合を求めて 初めて一眼レフを買って、このDT 18-70というレンズを使ってしまうと こんなものかい!...orzとか感じてしまう。 というわ自分がまさしくそうだったわけでなかなか罪作りなレンズです。 キットで買わずにボディだけしておけば良かった。
ソニーのサイトあたりを見てももっとまっとうな写真があるわけで、これはたぶんレンズが悪いのだろうと。 というわけで、いろいろレンズあさりを始めてしまったわけですが... 調べれば調べるほど先は長い。
というわけで、2chや個人のウェブサイトで比較的評判が良くて値段も安い AF 35-70mm F4とAF 24-50mm F4の2本をヤフオクやらハードオフあたりで入手して 使ってみました。 自分が使った感じでは、24-50mmの方が画角が普段使いにちょうどいい。 スナップショットやポートレートなど、近くによって撮る分についてはこれがちょうどいいし、 どうしてももっと広角で撮りたいときはとりあえずDT 18-70mmの広角端を使えばいい。 35-70mmはあまり出番がない画角と感じている。70mmは35mmフィルム換算で105mm。運動会では足りないし、人を撮る場合はちょっと遠いか?色の乗りはどちらも同じように感じるが、 24-50mmの方が幾分解像度が高い気がする。
ただし絞りが変わった形なのかぼけが変わった形になる。
というわけですでに以下のレンズに手を出してしまっているわけですが...
- ソニー DT 18-70mm F3.5-5.6: 今となっては広角端しか使い道のないキットレンズ。さてどうしたものか。ヤフオクでうっぱらってもなぁ。
- ミノルタ AF
75-300mm F4.5-5.6 II : 運動会などどうしても望遠が必要な時用。被写界深度を稼ぐために絞るから、シャッタースピードが必要だからいずれにせよ感度はISOは1600まであげる。とにかく安い。 - ミノルタ AF
35-70mm F4 : DT 16-70mmの望遠側で代替するために購入。これも, とにかく安い。 - ミノルタ AF
24-50mm F4 : 同じく DT 16-70mmの広角側を代替するために購入。20年前のレンズで、安い割に解像度と色の乗りにちょっと感動。 - ミノルタ AF
50mm Macro F2.8 : 新兵器。まだ届いていない。これもまっとうに使えるマクロレンズとしては安い。
とまあ、すでに中古レンズ4本に手を出してしまっているわけで、 それでも全部で4万円はかけていない。 ソニーのデジタル一眼はミノルタのαレンズがほぼすべて使える。 ヤフオクを見るとわかるけれど、ミノルタのレンズはキャノンやニコンに比べて 数が豊富でしかも安い。数が豊富というのはやはりAF一眼一番乗りの時に 大いに売れたからだと思う。 新品じゃなくてもいいよ、という人にはソニーのデジ一眼はおすすめかなあと思う。
とまあ、今日はレンズ沼にはまってしまった、という話でした。
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